マイルスから始めよ!

  • 2017.04.29 Saturday
  • 14:42

最近、じぶんの生活環境の中にジャズが戻ってきた。これはじぶんの一人暮らしもどきの生活と、ICT( Information and Communication Technology )の進化の所為(お陰)である。わが家のTVにはアマゾンのTVスティックを接続してあり、youtubeで音楽のストリーミングのし放題の状態にある。

 

始めは一般的なBGMをセレクトしていたのだが、おすすめ機能でジャズの楽曲が多く表示されるようになってきて、意識的にモダンジャズ・アーティストを検索するようになった。その結果、マイルス・デイビスで引っかかってしまい、最近はyoutubeを開くとおすすめカテゴリーがマイルス・デイビスのアルバムとコンサートビデオのオンパレードになってしまった。

 

また先日ふと寄ったカフェの書棚で『マイルスに訊け!』( 中山康樹著 )が目に留まり、コーヒーを飲みながらパラパラと目を通した。そして、じぶんがマイルス・デイビスについて何も知らなかったことに気がついた。

 

青年期のジャズの始まりはジョン・コルトレーンだった。そして、徐々に色んなミュージシャンを聴くようになっていく。当然マイルスも入っていたはずなのだが何故か強い印象は残っていない。

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ジャズを知ったのは専門学校生だったころで、LPレコードを買ったり頻繁にジャズ喫茶廻りをするようになったのは働くようになってからだ。1969年からだったと思う。

 

ウィキペディアで、1969年のマイルスはファンの間で「幻のクインテット」「ロスト・クインテット」と呼ばれていた時期であることを知った。この時期の録音は長らく発表されなかったとある。

 

かつてジャズがじぶんの生活の中にしっかりと入ってき始めた頃、マイルスは作品としては沈黙の時期だったということだ。もちろんマイルスはビッグな名前なので知らないわけはない。1969年という年代が主な理由とは思えないが、マイルスの演奏があまり記憶に残っていないのである。

 

しかし、じぶんは翌年1970年発表のアルバム『ビッチェズ・ブリュー 』を買っている。この辺の経緯は記憶にない。ただ、じぶんのジャズに対するイメージを変えたアルバムであったのは間違いない。電子音を多用したロック調?の楽曲に少し戸惑いを感じたことは憶えている。ただ、その後チック・コリア(ウェザーリポート)のアルバムなども手に入れているので、このマイルスから始まった変化に興味を覚えていたのは確かなようだ。

 

しかし『マイルスに訊け!』をチラ読みして知ったのだが、マイルスがリッチな家庭に生まれ、本人が ” 今まで生活に困ったことはなく、これからもない " というようなことを語っているのにビックリした。じぶんには昔の黒人のジャズミュージシャンはみんなプアな家庭に育ったというイメージが定着していたので。

 

youtubeで色んな年代のマイルスを聴いているとその変遷が分かる。ジャズという呼称も嫌いでブラック・ミュージックと呼んでくれと言っていたというマイルス、ミュージシャン人生の後半、人の声に近い音が出るというのでトランペットにミュートを付けて演奏することが多くなったマイルス、下を向いて歩きながら、時に後ろ向きで演奏するマイルス。

 

今、その音楽性だけではなく、人間性にとても興味を憶える。マイルスを聴いてみたい、マイルスに訊いてみたいという思いがある。

 

関連投稿: ジャズが戻ってきた!! (2017/03/26)

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