洞窟壁画を描いたクロマニヨン人

  • 2016.12.16 Friday
  • 21:00

特別展 「世界遺産ラスコー展」(国立科学博物館

http://lascaux2016.jp/highlight.html

 

東京に所用のついでに上野の国立科学博物館で開催されている「世界遺産ラスコー展」を見てきた。師走の平日にもかかわらず、我らがシニアを中心に大勢の見学者が来ていた。

 

 

半年前にも本館を訪れたのだが、人類史研究家・海部陽介氏の著書『日本人はどこから来たのか?』の影響で関連の展示を見たかったからだった。今回の展示も海部氏等の活動によるもので、事前にPODCASTで情報を得ていた。ラスコー洞窟の壁画と言えばあまりにも有名な遺跡だが、現在は非公開になっており、再現物とは言えその精度が1ミリ以下というものでホンモノの洞窟壁画を見ているような迫力がある。

 

まがいものとは思えないほどの壁画もさることながら、じぶんがもっと驚いたのはこれらの壁画を描いたと言われるクロマニヨン人(ホモサピエンス)の復元像である。現代西洋人そのままではないか?と思わせる出来だ。専門家が製作したものとは言え、本当にそうなの?と訝った。その着用している衣類などもエーッと思わせるものだ。

 

 

現代人が思うほど、古代人と我々との間の心身の相違は大きくはないのではないか。じぶんもいつ頃からかそう思い始めていたのでビックリ仰天とまでは行かないまでも、展示の復元像を見てやっぱり驚いた。専門家の間でもまだまだ意見の分かれるところかもしれないので安易に思い込んでしまうのは危険かもしれないが、やはり我々の古代人(古代史)に対する常識を洗い直さなければならない時期にきているのかもしれないと思った。

 

生物としてのホモサピエンスが、少なくとも、ラスコーの壁画が描かれたと思われる二万年前のクロマニヨン人で既に完成形?だったと想像することは、我々現代人がより謙虚な人間性を獲得するための鍵になるのではないかと思われた。一方、もはや自然な生物学的進化が考えられないからこそのDNA操作/AI技術だとすると、高揚感よりも何とも言いようのない不安感を覚える。

 

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