マネーとジェンダー

  • 2016.06.18 Saturday
  • 14:56

現代の社会的な事象として、マネー(お金)とジェンダー(社会的性)ほど身近にありながら摩訶不思議なものはない。この二つの事象については判然としないままに一生を終えることになることを確信する。しかも、社会で報道される現象・事件でこの二つの事象に関わるものがどれほど多いかを考えてみれば、この二つの事象が人間にとって絶対的・根源的な存在であることも疑いがいようがない。まさに人間はマネーとジェンダーのために生きているのかと思えるほどだ。

 

しかし、これほど社会的にリアルな存在に思えるマネーとジェンダーだがその実体となると怪しくなる。専門家の間ですら「マネーは共同幻想である」と謂われ、ジェンダーも生物的性と社会的性の間で揺れ、さらにLGBT(性的少数者)も加わり、これもまた社会的幻想なのではないかと思えてくるのである。

 

マネーとジェンダー、両者とも掴みどころのないゴーストのような存在である。しかし、その人間社会を動かすパワーは驚異的なのだ。

 

パナマ文書で注目されたタックス・ヘイブン(租税回避地)には気が遠くなるような巨額のマネーが投資されていると言われる。しかし、このことを一般人が実感することは困難だ。紙幣を持ち込むわけではないと思われるので電子データなのだろう。紙幣でさえ「幻想」と見なされる?のに、この電子化されたマネーとは何ぞやと思わざるをえない。 タックス・ヘイブンに蓄積?されている膨大な電子マネーと、じぶんの銀行口座の預金が同じ性質のものなのかさえ疑う。

 

昨今取り上げられることの多い LGBT(性的少数者)については、正直じぶんの頭は思考停止の状態に陥る。このことに理解を示すことが人権のより良き理解者であるとの社会認識が広まっている中で、対峙的な物言いが難しくなっているのも確かだ。じぶんが理解するところでは LGBT(性的少数者) は昔から存在した。今、それを社会的に公認し社会制度の中に組み入れていこうという運動が世界的な潮流になったということだ。これが歴史的に何か意味があることなのだろうことは想像できるのだが・・・。

 

マネーとジェンダーは人間の脳と社会の相互作用で誕生したゴーストではないか。両者とも社会的パワーが大きいために何か実体があるもののように錯覚してしまうが、我々の脳内現象?と考えるのが最も適切なのではないだろうか。今、目の前の現象が絶対的なものとは考えないほうが良いような気がしている。

 

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