映画「スター・ウォーズ」のリアリティ

  • 2015.12.06 Sunday
  • 23:50
 映画「スター・ウォーズ」が復活する。12月18日に全国一斉に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 』が公開となる。ずっと話題になっていたので注目していた。特別に熱いファンではないのだが過去の作品は全て観ている。今回はディズニーが製作することでも注目だ。

STAR WARSさて、じぶんがどうしてこの作品の復活に惹かれるのか判然としない。何故か混沌とし始めたこの世界に関係しているのではないかという感覚はある。歴史は繰り返すというが、かつての帝国主義が甦ってきたのかと思わせる世界情勢と「スター・ウォーズ」のストーリーがダブる。

ジェダイのフォースの力でコントロールされていた銀河共和国が腐敗により弱体化し、フォースの暗黒面に囚われたシスによって銀河は帝国が支配するようになる。遺された少人数のジェダイと帝国の闘い、これが「スター・ウォーズ」の筋である。

「スター・ウォーズ」はアメリカの作品であり、やはり現実のアメリカ社会を反映した作品であろう。具体的に誰がジェダイで、誰がシスなのかというのではなく、社会のあらゆるレイヤーにこの構図があるのではないかと思えるのである。一人の人物や組織の中にフォースの光りの部分と闇の部分が共存しているのが現実ではないか。

しかし、アメリカを国という単位で計れば、やはり強大な軍事国家であり、光りと闇の力を使い分けてきた国と言える。先頃、GYAO!で M1エイブラムス戦車の再生工場のドキュメントを見た。暇つぶしに何気に見始めたのだが最後まで見入ってしまった。

M1M1戦車は1980年に正規採用されたが未だ現役バリバリの戦車である。ガスタービンエンジンを装備しているということも驚きだが、もはやこの新しい戦車は生産されていないのだという。

稼働中のものをメンテナンス、改良、再生して使い続けているわけである。そのために、二か所の巨大な工場を稼働させている。映像はこの再生過程を紹介しているのだが、新しいものを生産している工場とは違う凄味を感じる。国の戦闘力を維持していくという強い意志を感じる。こんな国が他にあるのだろうか。あの中国でさえここまでは・・・。

巨大な原子力空母とスターウォーズの宇宙船。じぶんの中で二枚のイメージがダブる。

空母

space-carrier

どちらもアメリカが作った?ものである。スターウォーズのストーリーだけではなく、登場するメカたちもリアルなアメリカとダブる。アメリカならばこその映画が製作できた。アメリカには、象徴的に、フォースのライト(光)な面もダーク(闇)な面も混在する。

弱まってると言われるが、良きにつけ悪しきにつけ、この世界におけるアメリカの影響はやはり大きい。何となく怪しくなってきた世界情勢の中でアメリカがどう動くのか。世界はどうなるのか。アメリカ大統領、いや「闇の権力者」ですら全てを見通せないのではないか。

今度封切りになるのは「フォースの覚醒」だが、やはりライト面ばかりでなくダーク面も覚醒することになるのだろう。何となく、この映画でリアル世界の未来を占ってみたい誘惑にかられる。年内はシネマも混雑しそうだ。明けてから、ゆっくり観に行こうと思う。

超リアリスト、副島隆彦という人 (2014/08/15)

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