やはり、経済は複雑系?

  • 2013.04.11 Thursday
  • 22:02
放送大学 「現代経済学」 の授業が始まった。幸いにもネット配信している科目だったので講義をいつでも何度でも視聴できる環境にあるということで大変助かる。しかし、残念なことに第一回講義の映像を見てちょっとガッカリした。講師がテキストとほとんど同じ内容を読み上げるだけなのである。まるで、国会答弁の中継を見ているかのようだ。

初め、テキストを流し読みしたときはほとんど理解不能で、さらに講義がこのような内容では困ったというのが正直な印象だ。しかし、これで諦めてはせっかくの投資がムダになってしまう。何とかならないかと思い、もう一度、テキストの第一回講義分を読み直してみた。それで、経済そのものの勉強のためには不十分かもしれないが、一人の経済学者である講師(テキストの著者でもある)の”モノの見方”を通して経済史を学ぶという視点に立てば、それなりに興味が持てそうな気がしている。経済学者という人たちの社会観にも関心が湧く。

しばらく前から、インターネット社会への興味から、村井純氏が教授を勤める慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)のオープンコースウェアとして一部公開されている講義を iTunes U で視聴している。今は、総合政策学部 井庭崇准教授の 「社会システム理論 2012」 を視聴している。井庭氏の講義は「複雑系の数理」に次いで2科目目なのだが、大変面白いと思う。

井庭氏は複雑系科学、社会システム理論などが専門で、学生時代から著書を出版するなど新進気鋭の研究者と言える。学生時代の出版で 「複雑系の数理」 のテキストである井庭崇・福原善久著 『複雑系入門』(NTT出版:amazon) をアマゾンで購入した。
複雑系入門
著者 井庭崇氏 プロフィール

1974年 神奈川県生まれ
1997年 慶應義塾大学 環境情報学部卒業
2003年 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 後期博士課程修了。 博士(政策・メディア)。
日本学術振興会特別研究員、千葉商科大学 政策情報学部 専任教員(助手)、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院客員研究員等を経て、現在、慶應義塾大学 総合政策学部 准教授。専門は、複雑系科学、モデリング・シミュレーション手法、社会システム理論、パターンランゲージ。創造的プロセスの探求と、それを支援するメディア構築に取り組む。

複雑系は生命、社会などの仕組みを解明することを目的とする学問だが、元来、経済学を起点とすると言われているので、井庭氏の研究分野にも自ずと経済的側 面が不可分な要素として含まれるに違いないと想像している。また、井庭氏は社会学者 宮台真司との共著もあるようなので、広くは社会学の研究者と言うべきなのかもしれない。今じぶんの中で、複雑系、社会学、経済学は相互に密接に係わりのある研究分野というイメージができつつある。

放送大学で受講を始めた科目 「現代経済学」 とSFCの科目 「社会システム理論」 を比べれば後者の方が興味深く面白い。しかし、前述したとおり、投資をムダにしないようにと思い巡らしたあげく、放送大学のテキスト 『現代経済学』 と SFCのテキスト 『複雑系入門』 の併せ読みを思いついた。そのことにより、何か新たな視野が開けてくるような気がしている。これが功を奏するか。当たるも八卦当たらぬも八卦だが、ぜひ頑張って元を取らねば!!

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